始まりは「つまづき」だった

結論から言うと、私がClaudeCodeを始めたのは、他のAIではいいものができなかったんです。

Claudeが出力してくれたものにいい兆しが見えた!と思ったら制限が来てしまって、早く仕上げたくてうずうずしていた。

ただ、そこから始まりました。


フォルダが、勝手にできた

自律式のAIとしてAntigravityを最初やっていました。

インストールが終わったので、AIに何をお願いしようかな、、、じゃあまず手始めに

「新規のテキストファイルをドキュメントフォルダに作って」

そう頼みました。

そしたら、
『「新規のテキストファイル」だけだとつまらないので、ファイル名を挨拶、中身をこんにちは。にしておきました。
他のファイルと混同しないように新規フォルダも作っておきますね。』って。

「うわっ!すごいすごい!!そこまで気を利かせてくれるなんて!!」

今思えば、大したことないな、、、ってことなのですが、
(元はGeminiのGemを触っていたのが原型でしたが)ペルソナやスキルを使ってその後もしばらく、小さな「じゃあこれも?」が続きました。

Facebookの初期の時、知り合いがいるかな?と検索したら
15年来の友人がヒットして喜んだのをきっかけに、いろんな人を検索しまくったようなことに近いものがありました。


その前に、いくつかAIを試したけど、つまづいていた

教室のWEBサイトをリニューアルしようと、自分が契約しているGemini、そしてGoogle Antigravityを使ってみました。

説明はそれとなくしっかり言ってくれるのだけど、こちらの思惑とは異なるものが仕上がっていく印象。

巷ではAntigravityって聞かないんですよね。猫も杓子も「ClaudeCode」って。

でも、ClaudeCodeって有料版なんでしょ?
ひとまず無料版のClaudeで作業を始めてみたら、いいところまでは進んだと思ったら制限が来ました。

たまたま目にした映画のCMが気になって、本編を映画館で見に行ってしまうような、あの感覚で、
ClaudeCodeを契約することに。


インストール画面が全部理解できない、、、

インストールアプリを実行すると、画面には英語の文字がずらり。
そもそも、何を言っているのか分かりません。

仕方がないので、画面をスクショして、Geminiに聞きました。

「これ、どういう意味?」

返ってきた答えを読んで、もう一度試す。

でも、またつまづく。

また、聞く。

Node.jsというものを入れなければならない。
PowerShellでコマンドを実行しなければならない。etc…

なんだかんだ数時間かかりました。


困るたびに、仕組みが増えていった

私はClaudeデスクトップアプリではなく、powershellというWindowsに標準に備わっているツールを使う方がやりやすいなと思い操作を始めていきました。

作業中、誤ってそのWindowsを閉じてしまったんです。

ChatgptやGeminiのWeb版のように閉じても復活するっしょと思っていたのですが、音信不通、、、

かなり焦りました。
初期のドラクエやFFのようにセーブデータを自分で取らなければならないということに。

(でも、json検索をすることで今までのやり取りを復活させることができる!ということにあとあと気づくのですが)

「今まで何をやっていたんだっけ?」

そこから、作業日誌(worklog)を残すようになりました。

作業中に急に制限がかかって、続きがわからなくなったこともあったので、要点を教えてくれる係(秘書)が誕生。

一つのフォルダで議論が長くなったり、別件の情報まで混在していると、話の内容が薄まっていくこともあったので、その改善策としてconferenceルーム(会議室)を作ってそこで議案書などを作る仕組みが生まれました。

どの仕組みも、最初から用意していたものではありません。困ったから、作っていったら、これって会社組織と同じなのでは?という結論になっていきました。
(その続きは別のブログで)

でも、あの日の私は、そんなことは何も知りませんでした。ただ、フォルダが自動で作られたことに、少し驚いていただけです。


つまづいたことが、入口だった

ClaudeCodeを始めた理由は、当時これしか選択肢がなかったから。
今のように(といっても半年くらい前のことなのですが)「AIで仕事を効率化しよう」とか、「○○ができるかもしれない」という考えがあったわけでもない。

でも今は、思います。つまづいたことが、入口だったんだと。

行き詰まりがなければ、あの半日の格闘もなかった。
格闘がなければ、インストールが終わった瞬間の「できた」という手応えもなかった。

すべての始まりは、つまづいたことの中にありました。
「つまづく」ということは、前に進んでいるときの迷路の行き止まりなだけ。

今はAIが俯瞰してその迷路の解読をしてくれて最適ルートを教えてくれる。
(もちろん思いっきり間違えることもありますが)

まとめると、

  • 完璧に準備してから始める必要はなかった
  • つまづくことが、次のステップを教えてくれた
  • 困るたびに仕組みを作っているうちに、数が増えていった
  • 一人でも、ここまで育てられた

あなたにも、つまづいたことで新しい扉が開いたことはありますか?

うまくいかないことが続いているとき、それは行き詰まりではなくて、次の入口なのかもしれません。

私の場合は、そうだったように。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

ちなみに、この話に出てきた「作業日誌(worklog)」については、
別の記事で「カルテ」に例えて詳しく書いています。

▶ 「この前の話なんだけど」がAIに通じなかった理由 — カルテのない病院で再診した話
https://curio-tsutsujigaoka.com/blog/ai-column/claudecode-worklog-karte/

ClaudeCodeを使い始めた最初の日に、「専用フォルダを1つだけ決める」という約束事を作った話は、こちらに書いています。

▶ Claude Codeを始めた日、「保育園のフェンス」が必要だと気づいた理由
https://curio-tsutsujigaoka.com/blog/ai-column/claudecode-fence-rule/

(json検索でやり取りを復活させた話は、まだ記事にできていません。書けたらここにリンクを足します)

「教室のことも、少し覗いてみようかな」と思ったら、無料体験レッスンで実際にお話を聞かせてください。

次回は「気がついたら会社になっていた」話を書きます。

この記事、文章も絵もAIと一緒に作りました。でも、体験談と想いは本物です。